トップページ目次ダイエットで憂鬱なわたし 1

第1節 その時は、突然やってきた

私は日がな一日何もしていない。
というのも仙台の会社を辞めてかれこれ一年経つ。
おかげでブクブク太ってしまった。

 

今は青森の実家で一日中引きこもっており、スマホするのも寝ながら、もちろんテレビも寝ながら観ている。
唯一食事の時だけ「よっこらしょっと」と起き上がる始末だ。
実家の部屋は狭くはないが、炬燵まわりに引き出しのある棚は全て移動してある。
手を伸ばせば全て届く範囲にある。・・・いや、そうした・・・(-_-;)

 

私の最小体重は42キロ、会社を辞める頃には60キロあり、そして今現在、体重80キロだ。
最小の頃は相武紗季に似ていると言われていて、今は鏡を見る限りでは渡辺直美だ。

 

もうお菓子もバリバリサクサク食べ歯止めが効かない。
どうしてこんなことになったのだろう。
きっと生まれ持った才能があったにちがいない-_-b

 

そんな日常を送る中、ある変化が私を襲ってきた。
これはもう襲われたとしか形容しがたいのである。
それは、辞めた会社の同僚ユウキからの電話だった。
彼は二つ年下の後輩にあたる。
当時とても仲が良く、今でもたまに連絡がきていた。

 

「ヒカリさん、俺結婚することになったけど、式の招待状出してもいいですか?」

 

「うん、いいけど、お相手の方は私の知ってる人?」

 

「はい、ミキです。」

 

ミキも同僚で歳はユウキの一つ下。
私が会社を辞める頃二人は付き合い出した。
ユウキとの電話は半年ぶりなので、結婚相手がミキなのか疑心暗鬼であった。
失礼なこと言ったかなと少し反省した。

 

私は取り繕うように「そうか、よかったね。おめでとう。二人はお似合いだったもんね。」
少しオベンチャラだったかな。
でも本当に嬉しかった。
ユウキもミキも私は人として大好きなのだ。
しかし、脳裏に嫌な思いがよぎった。

 

今、私は超デブなのである。
こんな姿を二人に見せるわけにはいかない。
しかも、会社の元同僚たちがこぞって来るはずである。
こんな姿をお披露目したらとんだ恥晒しだ。

 

だって会社辞めてからオンザ20キロなのである。
太っちゃったーって笑い話になればいいが、ならない自信がある。
それは船乗りの父が一年ぶりに我が家に戻ってきた時のことである。
久しぶりに私を見て言ったのだ。

 

「人が変わったな。」

 

デブ!やブタ!って言われるよりショックだった・・・
それからというもの、コンビニ行くときはマスク。
地元の同級生と合わないかいつもハラハラした。
それから「大きい服専門」の店で買った服を着用し、出ているお腹を隠した。
そういう状態だったから恐る恐るユウキに訊いた。

 

「で、式はいつ・・・?」

 

「10月です。」

 

よかった。
まだ半年もある。

 

「じゃあ、招待状おくりますね。」

 

電話を切ったあと、私は約一年ぶりに奮い立った。
痩せなければ・・・!!
でも痩せるといってもどうやって痩せる??
運動と食事制限。
ま、これだけで痩せるか。
私はそう簡単に思っている。

 

つづく

 

 

 
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